今のところこのブログの唯一の読者である夫からの指摘。「去年の10月に生の
ドン・キホーテ観に行ったよね?なんでブログに書いてないの?」
・・・え?・・・あーっ、ブログに書くの忘れてたー!!
(しかも9か月も・・・本当にバカな私)
公演後に思いがけず私生活がドタバタしたせいだと思うのですが・・・。
ダンサーの皆さん、本当にごめんなさい。楽しませていただいたのに。
今さらではありますが、簡単にメモを残します。

木村さんのキトリは、可愛くて明るくて町のアイドルというのがよくわかる感じ。
コミカルな演技がとてもよかったです。酒場でお父さんに見つかっちゃう場面とか
思わずにやにや笑ってしまいました。
渡邊さんのバジル。チャラ度は低めでスタンダードタイプとは少し違う印象。
槍を持ったドン・キホーテが登場すると、手を広げてキトリを守ろうとしたり
わりと真面目な、明るい好青年タイプのバジルでした。
踊りは2人とも堅調といったところかな。1幕の片手リフトがちょっと・・・
短かったかも。あと、欲を言えば3幕は一番盛り上がるところなので
もっと元気いっぱいな感じでやってほしかった。ちょっと大人しいというか
硬いというか・・・ただこの作品の振付のハードさを思えば、ミスもなかったし
まずまずの出来だったと思います。

予想外の登場で一気にテンション上がったのが、井澤駿さんのエスパーダ。
華やかでかっこよかったー!!こういう役ができるし、お似合いですね。
観られてとても得した気分でした。

プログラムを見ると、この回は"ボレロ" で速水さんが踊られたんですね。
長身でテクニックがしっかりしているダンサーさんだな・・・程度だったのですが
・・・後日の映像配信であんなにびっくりさせられることになるとは、
この時はつゆ思わず。もっとしっかり観ておけばよかった、と今になって
ちょっと後悔しています。

コロナでいくつもの公演が中止になったり、延期になったりしていた中で
ようやくかなった吉田都芸術監督の第1回目の作品でもありました。
楽しく観られて嬉しかったです。

新国立ドンキ-キャスト1
キャスト表1

新国立ドンキ-キャスト2
キャスト表2


ドン・キホーテ-木村渡邉