(速報、後日追記予定)
4キャスト目、4回目の鑑賞は、待望の池田&速水ペアの回。
速水さんのこういうシリアスな役を観るのが初めて(・・昨年の上田の白鳥が
ぽしゃったので)なのと、池田さんとのペアも初めてなので、大きな期待もあり、
ほんの少し緊張もあり。
結論だけ先に言うと、超がつくほど感激の素晴らしさでした!
池田さんのジゼルは本当に若くて清純で可愛らしい。アルブレヒトに対する恋心も
まっすぐで純真そのもの。対する速水さんのアルブレヒトは、ジゼルとは遊びの恋、
でもそれをとーっても楽しんでいるのがよくわかる、笑ってしまうほどチャラい
ボンボン。でも、そこから1幕後半でのヒラリオンとの対決、バチルドとの対面で
見せる緊迫感のある表情への変化が見事でした。
狂乱の場面での池田さんも本当に大熱演。悲痛で可哀想で、涙が出ました。
(バッカスの男の子、ジゼルが死んだ時に胸の前で十字を切っていたっけ・・)
ちょっと意外だったのは、中家さんのヒラリオン。中家さんには男らしくたくましい
イメージがあるのに、今回のヒラリオンは、これまでで一番嫌な奴って感じでした。
2幕のミルタ、コールドも堅調で、今日も美しく恐ろしかったです(笑)。
アルブレヒトは1幕前半とは打って変わって打ち萎れた表情。心の中でジゼルに
謝り続けているようでした。踊りのほうも、いつものしっかりしたテクニックは
2人とも健在。演技力にテクニックを奪われてしまうかも、という心配は杞憂でした。
幕切れの速水さんの痛恨の表情、その後2人で再登場の時のほっとしたような表情も
とても印象的でした。
カーテンコールも4~5回あったかな。スタンディングオベーションした人も多かったです
(私もした)。感激が大きくて、観終わったあとはしばらく放心状態でした。
このペアは明日の千秋楽でペザントを踊られるんですよね。今日は主役ということで
集中して観すぎて疲れてしまったので(笑)、明日のペザントは もっと気楽に観たいと
思います(笑)。

ジゼル-20221029-エントランス前のポスター
エントランス前のポスター

ジゼル-20221029-上演予定
上演予定

ジゼル-20221029-キャスト表
キャスト表

ジゼル-20221029-ホワイエのポスター
ホワイエのポスター・・・うーん、どうしてもてかってしまう・・・